2021年5月25日 24時間レースで水素エンジン車完走!

2021.05.25

5月22日(土)~23日(日)、富士スピードウェイで開催されました2021年スーパー耐久シリーズ第3戦 NAPAC富士SUPER TEC24時間レースへ応援に行ってきました。
予選は悪天候により中止になったため、決勝レースはシリーズポイント順でグリッドに並び、22日(土)15時、51台がスタート!幾度のメンテナンス、燃料補給、ドライバー交代を繰り返しながら24時間走り続けます。

今回のレースではORCルーキーレーシングの水素エンジンを搭載するカローラスポーツに世界中が大注目!クルマの後部に水素タンク4本積んだレース仕様車です。ガソリンエンジン車と同じようなエンジン音を響かせながら最高時速約200kmで走り抜けていました。

水素燃料による現状の航続距離では、およそ10周ごとにピットに入り水素充填(この作業を給油ならぬ「給水素」と呼ぶそうです)が必要となります。レースの勝ち負けだけを考えれば不利になりますが、やがてくるカーボンニュートラルの時代に対して、二酸化炭素を排出しない水素エンジンをレースという環境で使用することにより開発スピードを高めるという意図もあるようです。数年後、数十年後に、歴史の転換期に立ち会ったことを懐かしむ日がきっとくるのでしょう。ピット裏には特別に水素ステーションが用意され、使用する水素は、福島県双葉郡浪江町の「FH2R(福島水素エネルギー研究フィールド)」において太陽電池で水から製造された100%カーボンニュートラルの水素を使用しています。

24時間という長丁場では様々なドラマがありました。クルマから白煙!タイヤが取れて転がっていった!?エンジントラブルや数時間によるメンテナンスなどありましたが、ドライバー、メカニック、エンジニア、サポートメンバーによるチームワークに、ゴールの瞬間は観客より拍手喝采。24時間お疲れ様でした!

コースの周りはお祭りでした。テントを張って泊まり込みで応援する人もたくさん!イベント広場や各所では、野外映画や打上花火、屋台村など様々な催しが開かれ、24時間レースらしく深夜まで営業しているものもあり、レース観戦の合間も楽しむことができました。そんな中「富士スピードウェイホテル 2022年秋開業」を掲げた熱気球も飛びましたよ。地上10m~15mの高さからレースや景色を楽しむことができました。早朝に乗った時の朝焼け、きれいですね。ふわふわしていつもと違う目線の景色が楽しめました。



二市一町(御殿場市、裾野市、小山町)の在住、在勤、在学者の方々は入場無料でしたのでファミリーも多く、子供たちはキャラクターショーや動くクルマ展示、レーシングシュミレーターなど楽しんでいました。子供の頃からサーキットに足を運ぶことで、モータースポーツがより身近になり、何度も来場してもらえるようになると良いですね。私たちのプロジェクトもその一助になるよう頑張っていきます。

最後に、最終コーナー辺りから見えるホテル&ミュージアムの建設現場です。鉄骨が組み上がってきました!お盆ぐらいには建物の一番上まで組み上がる予定です。