2021年9月1日 「風の神様」角取神社奥の院へ参拝

2021.09.02

毎年8月31日は、プロジェクト事業地がある大御神(おおみか)地区の氏神、角取神社奥の院を参拝し、農作物に悪い影響を与える強い北風(角取り下ろし)を鎮め、豊作を祈ります。今年も御神地区の皆さんと参拝してきました。
まずは大御神八幡宮角取神社を参拝。そして奥の院目指して出発します。登り始めはハイキングというより登山でした。険しい山道、急な坂が続き、息切れが激しくなります。地面は黒い火山灰で、ブナの原生林が広がります。びっしりと苔の生えた木が多く幻想的です。ブナは紅葉がとてもきれいで、秋にはハイキングに来られる方も多いそうです。
1時間ほど登ると尾根になり、なだらかな山道になりました。この日は霧が出ていて、山中湖や富士スピードウェイ、御殿場市まで見えるはずの景色は見えず。その代わり、高山植物を楽しみました。ピンク色と丸いフォルムが可愛い「ふじあざみ」が咲いていました。様々なキノコも自生していましたが、なかには毒キノコもあるのでご注意を!

そして1時半ほどで頂上に到着!ここで昼食を済ませ、いよいよ参拝へ。
頂上から少し下りたところに奥の院は建てられていました。「風の神様、北風を鎮め大御神地区の農作物をお護りください」と祈り、実った稲穂を捧げます。私たちは、大御神地区で進行中のプロジェクトの成功も祈りました。
さあ、ここからの下山が大変です!道という道はなく、霧で視界が悪い中、地元の方々の経験だけが頼りです。私たちは見失わないように後をついていきます。かなりの急勾配の坂を、滑りながら、木を掴みながら、脚をふんばってなんとか進んでいきます。途中、さらさらの火山灰の坂も駆け下りますが、膝まで埋まってしまうため、必死に脚を抜いて歩を進めました。本当にスリリングです!ふもとに着いた時には膝がガクガク。もう脚に力が入りません。

そんなアドベンチャーな参拝ツアーでしたが、奥の院ではしっかりと豊作とプロジェクトの成功をお願いしてきました。大御神地区の稲は実ってきて稲刈りはもうそろそろです。風にも負けず立派な稲に成長して、秋には美味しい「ごてんばこしひかり」がいただけること楽しみにしています!